2012年12月23日日曜日

今年の総括

さてさて2011年2月から語学の勉強を本格的にやってきたので今年が2年目となったわけですが、2011年も含めて今年の総括をしてみると...

2011年
  • 5月(7月合格通知)ロシア語能力検定試験3級
  • 6月(7月二次試験・合格通知)実用英語技能検定準1級
  • 6月(7月二次試験・8月合格通知)実用フランス語技能検定試験準2級
  • 8月(10月合格通知)ロシア語検定試験第1レベル
  • 10月(11月合格通知)ロシア語能力検定試験2級
  • 11月(1月二次試験・2月合格通知)実用フランス語技能検定試験2級
2012年
  • 6月(7月合格通知)ドイツ語技能検定試験4級
  • 6月(7月二次試験・合格通知)実用英語技能検定1級
  • 8月(10月合格通知)ロシア語検定試験第2レベル
  • 11月(12月合格通知)ドイツ語技能検定試験3級
  • 11月(12月結果通知)フランス語技能検定試験準1級一次試験通過

という具合ですね。今のところ、語学試験に関しては百発百中です。

今年もロシア語検定の1級を受けることを考えていたのですが、こちらは諦めました。なんせ受験日の一ヶ月前に過去問の文法セクションを解いてみたら四分の一ぐらいしかあってませんでしたから。それにそもそも出てくる単語のレベルが高すぎて、出題されるテキストの内容すら把握しきれませんでした。その上文法の他にも露文和訳・和文露訳・聴取・口頭作文もある...。恐らく英検1級よりも難しいんじゃないですかね。ロシア語検定は仏検みたいに準1級が無いのが残念です。まあ、毎年2級は150人、1級は50人ぐらいしか受けないから仕方ないんですけどね(笑)。

ちなみに、今まで受けてきた試験の中で一番難しかったのは露検2級です。去年ブログに書いた通り、全く受かってるとは思いませんでしたからね。特に聴取の問題の、ロシア語で再生されるテキストをなるべく内容を詳しく日本語に翻訳しなきゃいけないなんてところはもう酷かったです。3回テキストが再生されたとはいっても、3回とも聞き取れなかった箇所があったり、そっちに集中してたから別な箇所の内容を忘れたりとか...。いやー、よく受かってたもんだ(聴取に関しては合格点ちょうどでしたが)。

2012年12月20日木曜日

仏検準1級一次試験通過・独検3級合格

とりあえず仏検・独検ともに受かってました。よかったよかった。

仏検は120点満点中の81点で、今回の合格基準点の74点を少し余裕を持ってパスできました。合格基準点は思ったよりも高かったですが、なんとか不安だった記述式の問題で49点満点中34点もとれたみたいです。最終的には全体で三分の二以上の点を獲得できたから、まずまずかな。
で、二次試験は去年と同じく来月末にあるそうです。2級の時は普通の日常会話をするだけで良かったのですが、今回は試験官の前でフランス語で3分間、社会的・政治的なトピックについてのスピーチをしなければならないらしいです。はてどこまでまともに喋れることやら。

独検の方は100点中80.58点で、こちらは合格最低点の51.08を大幅に超えました。にしても今回の合格最低点は他に類を見ないくらい低いですね。まあともかくこちらはほぼ予想通りの点だったので安心。

そういえば今回仏検と独検を受けて、合格点の変動があることってどうなの、と思いました。そういえば英検もそうですね。露検は全科目60%以上で固定されていますが。おそらくは毎回全く同じ難易度の問題を作るのには無理があるから、受験者の点数の分布を元に毎回合格点を変えているのでしょうが、この方式で果たして本当に良いのでしょうか。

確かに、かなりの数の受験者がいる語学検定なら母集団の語学力はそんなに変動しないだろうから、その点この手法の方が正しい数の合格者を選ぶことができるのかもしれません。ただ、別に問題の難易度が必ずしも点数に直接影響するとは思えません。例えば、自分なんかは科学の分野の英語は読むのは得意でも政治になった途端わけ分からなくなったりします。ロシア語やフランス語でも未だに専門的な文章を読むのには手を焼きます。それらのことを考えると、むしろ合格点を固定させてもいいと思います。得意な分野の文章が出てきて合格したらラッキー、不得意な分野の文章が出てきたらまた次頑張ろう、みたいに。実際、アメリカの大学に入るのに使われるTOEFLやSATは複数回受験するのが当たり前らしいですから(もっともこちらは点数式のテストですが)。

このように実施する度に合格点が変動する語学テストは日本以外にあるのでしょうかね。ロシア教育科学省認定のロシア語検定(ТРКИ)やフランス国民教育省のフランス語検定(DELF・DALF)はいつも固定されていますが。

にしても不思議なのは、どうやって合格者の割合を決めているかです。仏検の場合、1級は10%、準1級は20%、2級は30%、準2級は50%ぐらいになるように調整されてますが、誰がどうこの足切りの基準を決めたのやら。

2012年11月25日日曜日

仏検&独検受験

というわけで、先週の日曜に仏検準1級、金曜日に独検3級を受けてきました。
今まで仏検は準2級・2級と合格してきましたがいつも合格点ギリギリだったことから、二ヶ月前ぐらいから全力で勉強しました。それも二ヶ月でノートを二冊消費してしまうぐらい(多分こんなペースで勉強したのは人生初)。その分独検は本当に仏検受験後の4日間しか勉強できませんでしたが。

まず仏検ですが、受かるか受からないか微妙、というところです。(というよりも2ヶ月前に過去問やってみた時とあまり感触が変わらなくて少しショックなのですが)
どれだけ点をもらえるか分からない日本語記述問題・和文仏訳問題・書き取り問題をのぞくと、71点満点中47点、66%でした。そんなに悪くはないんだよな〜。あとは49点満点の記述式問題でどれだけとれてるかですね。ただ、仏検では準2級以上は毎回合格点が変動してて、準1級なんかはある年は120点満点中79点だったり、ある年は65点だったりするので、正直どうなるか見当がつきません。
ちなみに、例によって文法関連の問題(前置詞と動詞活用)は15点中3点しかとれませんでした。なんと失点の半分。その分最初過去問を見た時に「なんじゃこりゃ」と思った名詞化の問題は10点中8点とれたのですが。はー。

次に独検はというと、答え合わせしたら45設問中36問は正解で、8割ぐらいとれてそうなので受かってるはずです。単語の勉強は4級をとって以来あまりできてなく、仏検の後の4日間も文法に徹していたので読解などで苦戦しましたが、どうにか勘で乗り越えられました。聞き取りとかも、問題を答えるのに必要な部分しか聞き取らないように集中してたので、割と楽に点が取れました。でもこれじゃ全然ドイツ語話せるようにはならないよな(笑)。
とは言っても2級とかにもなると勘だけじゃどうにもならなくなるはずだから、頑張らないと... でも大学受験があるんだよなー。あああー。

まあどの道これでテストが終わったので、少し落ち着きます...

2012年10月14日日曜日

ТРКИ-2無事合格

こんにちは。

前の投稿で試験まであと一ヶ月しかない、と言ってたТРКИの第二レベルですが、昨日結果が届いて合格してました。

結果は以下の通りでした(全科目66%以上で合格):

作文 79%
会話 87%
文法 84%
読解 76%
聴取 84%

去年の第一レベルでは作文が68%と合格点ぎりぎりでしたが、今回の受験までになんとかロシア語で書く能力を上達できたみたいです。ただ、試験の中で一番出来が良いと思っていた読解があまり良くなかったのが気になります。論述文での筆者の意図を探る、みたいな問題がうまく出来ていなかったのかな。確かに練習問題でも事実関係を確かめる問題はできても、筆者のトーンや立場に関する問題はできなかったからな〜。そういえば英語でもこういうのは苦手だな〜。

聴取では、映画のシーンを見てから質問に答える問題でスピーカーの性能があまりに悪かったので先生が台本を読み直してくれました(笑)。その読み直してくれた問題とニュースの聴取問題の他の3問は殆ど分からなかったのですが、それでもなんとか25問中21問正解できてたらしいです。「選択問題の場合、分からない問題は全部同じ選択肢を選んだ方が確率的には良いはずだ!」と思って分からない問題は全部Aにしたのがあたったみたいです(笑)。

ちなみに会話は英検や仏検とは一味違った感じの試験でした。英検や仏検では試験官とのディスカッションだけで済みますが、今回はそれだけでなく正しい発音・イントネーション・語彙知識を見られる問題があったりしました。例えば「下にある文章を不満の感情を込めて読んで下さい」「試験官が言うことに驚きの感情を込めてフォローして下さい」「試験官が言うことに反義語を使って反論して下さい」といったかなり実践的な問題が出されました。ここら辺はテストの前にイントネーションの練習をしていたので、なんとかなりました(試験官の採点シートが自分に丸見えだったので確認)。今考えてみると、ロシア語のイントネーションはかなり特徴的で感情によってかなり変化する上に、英語などに比べて声の高低の変化が激しいので、ロシア人らしく発音できるように設問してるのだと思います。

で、その後待ってたのが英検や仏検にもありそうな論述系の問題。最初の問題はある映画の2-3分ぐらいのシーンを見て、その中で何が起こったか・なぜ起こったかをロシア語でなるべく語るものでした。一応メモをとることができて、かつ何分か準備をすることもできたのですが、それでも実際に試験官に発表してるときはかなりテンパりました。

そしていよいよ試験官とのディスカッション。あらかじめ討論の内容が決まってるのかと思ったら、

試験官「じゃあ最後のディスカッションだけど、テーマはなんでもいいわよ。」
僕  「えっ?」
試験官「そうなのよー、なんでもいいのよ。例えば自分の興味のあることでも。教育、語学、文学、食べ物、休日の過ごし方、政治、経済とか。」
僕  「じゃあ、経済で。」
試験官「あら、かなり真面目な分野だわね。」

今考えたら「食べ物」とか簡単なのでも良かったかも(笑)。
で、ディスカッションはこんな流れでした:

試験官「じゃあ、なんで経済に興味があるのかしら?」
僕  「うーん、経済を学ぶ、というのは自分たちの世界の仕組みを知ることだと思うからです。」
試験官「どういうことを考慮に入れてるのかしら?」
僕  「経済はお金の流れで、お金は今の人間の社会では必要不可欠だから、経済の知識というのは重要だと思います。」
試験官「じゃあ聞くけど、お金が今の世界に無かったらどうなると思う?」
僕  「うーん(しばらく悩む)、まあ、人はお金がなかったら自分たちの所有するモノで他人のモノを買う必要がでてきますね。」
試験官「物々交換ね。じゃあ、お金がなくなって物々交換を人がするようになったらどうなると思う?」
僕  「うーん(しばらく悩む)、裕福な国とそうでない国ができてしまうと思います。(本当は今以上に格差ができてしまうと言いたかった)」
試験官「本当にあなたはそう思うの?(なんだか疑わしそうに)」
僕  「はい。例えば、世界には食糧に富んだ国と食糧に貧しい国があります。もちろん、食糧は人が生きてくにあたって必要不可欠ですから、食糧に貧しい国は、食糧に富んだ国から食糧を買う必要があります。しかし、そうしていくとモノがそれらの食糧に富んだ国にばっかに流れてしまいます。そうなると、食糧に富んだ国は更に裕福になりますが、食糧に貧しい国は更に貧乏になっていく一方です。」
試験官「では、お金があればそれは解決するのかしら?」
僕  「お金があれば何でも買えます。ですから食糧が貧しい国も、それで食糧を買うことができるかもしれないですから、それほど貧富の差は生まれないと思います。(食糧はなくても資源があれば、というのを加えるべきだったかな)」
試験官「なるほどね。ところで、あなたは大学で経済をやりたいと思ってるの?」
僕  「たしかに経済にも興味がありますが、外国語にも興味があるので分かりません。」
試験官「そうなのね。で、一応ディスカッションの結論を出さないといけない事になってるんだけど、どうかしら?」
僕  「まあ、経済はお金の流れで、お金は私たちに必要不可欠だから、経済を学ぶというのはとても重要、ということで」

本当はもっとぎこちなかったですが、とりあえず最後まで喋れました。今思えば、英語でもこんな内容のディスカッションをするのはしんどいので、それなりにロシア語が上達したのかな、と思えて嬉しいです。話した内容や主張はともかく。

最後に全体の感想ですが、とにかく受かって良かったです。散々学校で授業を内職したり、受験料や参考書のためにお金を使ったので。あと会話で一応ディスカッションができてたので「ある程度はロシア語使えそうだぞ」と自信ができました。実際に五科目の中で一番点数が高かったし。

ちなみにこのТРКИの第二レベルを持ってると、ロシアの大学院にどの分野でも入る事ができるらしく(まだ大学出てないからで無理だし、とてもそこまでのロシア語力がついてるとは思えませんが)、またロシアの大学に入ったとしても、ロシア語補習の授業を受けなくてもいいらしいです。

来年は大学受験があるから受けられなさそう。第三レベルともなると習得語彙数が12000語などと狂った範囲になるし。小辞典まるまる一個覚えたぐらいじゃないといけない...

2012年7月18日水曜日

近況

久しぶりです。
五ヶ月ぶりの投稿です。

さてさて今まで何があったかというと:
  • いつのまにやら高2になってしまった
  • 気がついたらロシア語検定(ТРКИ-2)まで一ヶ月もない
  • 英検1級と独検4級に受かった
  • 週1回フランス語の教室に行くようになった
  • 友達に勧められてセルビア語を勉強した
  • 別な友達にハンガリー語を勧められたけどほとんどやってない
とまあこんな感じです(笑)。
色々詳しいことは後で書こうと思いますが、とりあえず今はロシア語検定で焦ってます。
ほんとにどうしよ。

2012年2月22日水曜日

仏検2級受かった

こんにちは。
久しぶりです。

つい先日、仏検の二次試験の結果がきて、30点中29点で合格しました。
これでとりあえずロシア語とフランス語に関しては最低限の目標達成です。
ただ、今回の受験でフランス語に関しては文法がかなり弱いことが分かりました。
というのも、筆記試験では文法の問題はほぼ全滅だったし。
頑張らないとな。

L'autre jour, j'ai reçu des résultats d'épreuve d'oral, c'était 29 points sur 30.
Donc, j'ai passé l'épreuve d'oral avec succès, et j'ai réussi au 2-kyu de Futsuken.
Mais je suis encore faible en grammaire, donc je dois beaucoup étudier...