問題1はテキスト読んで、それの要約と自分の意見を書くような問題でした。
テキストは「若者にとって幸せとは何か」というもので、若者2人の意見が書いてありました。
要約では、
1. 筆者はなぜこの問題に興味を抱いているか
2. 1人目の若者の意見
3. 2人の若者の意見の違い
4. 自分にとって幸せとは何か
を答えなければならなくて、これは10文弱書いて20分ぐらいで済ませました。
問題2は自分の誕生日だったが友達は別な町にいて家に来れなかった、という条件で友達に自分の誕生日をどう祝ったか、という手紙を書くもので、最低20文書かなければなりませんでした。これはもう何もかもをでっち上げて25分ぐらいで書きました。
2つ目は読解。制限時間50分。
3つテキストがあって、それぞれの内容に関しての選択式の問題が30個ありました。
最初のテキストは600語ぐらいで、内容は忘れてしまいました(笑)。
次のテキストは1000語ぐらいの長いテキストで、グルジアのカフェで働いている料理人についてで、このテキストについての問題で少し引っかかりました。まあ、解決したけど。
三つ目は多分400語ぐらいの短いテキストで、ある作家が新聞社に昔の新聞に載ってた話をパクって投稿したら、新聞社にはバレバレで、結局編集長から三週間後に皮肉った手紙が送られてきたという話でした。
多分読解は大丈夫だと思います。
その次が聴取だったのですが、これが一番酷かったです。
6つのテキストが読まれ、それぞれに対して5つぐらい選択式の質問がありました。
一応NHKのロシア語放送毎日聞いてて、日経平均株価とニュースが大体聞き取れるようになったから、「大丈夫!」って思って挑んだらとんでもない... 別に全然聞き取れなかったわけじゃないけど、よりによって質問に出てきるところだけ聞き取れてないか忘れちゃってて...
今度からはロシア本土のラジオも聞くようにしようかな。
ここで前半は終了して、おにぎり食べて、いよいよ怖かった会話の時間がやってきました。
試験開始の10分前ぐらいに教室の前まで来たら未だに試験官が打ち合わせしてました(笑)。
検定の職員さんによると、直前になってから準備をしてたのだと。
さて、時間になって教室に入ったら先生に「もう始めていい?」と聞かれたので、「いいです」と答えると、とりあえず座ってと言われました。あっ、そういえば試験官はロシア人でした。そして「ここに名前、国、日付書いて」と言われ、言われたように書いたらMP3レコーダーを持ってきて、「じゃあ、あなたはいつからロシア語勉強してるの?」と聞かれ、日常会話みたいなのが始まりました。しばらく経ってから問題3を見せられて、「準備時間10分あるから、その間に自分が暇な時間に何をするかについてスピーチをする準備をしてね。ここにどんなことを話せるかのリストがあるから、それを参考にしていいわよ。」って感じのことを言われ、スピーチを準備を始めました。とりあえず問題用紙には
- 映画をよく見ますか?
- よくサッカーの試合を見に行きますか?
- テレビをよく見ますか?
みたいな例が書いてあったので、とりあえずどんどん紙にそれらに対応する答えを書いていきました。
で、どうやらどんどん埋まってく紙を見ていた試験官が、4分ぐらい経ってから「準備できた?」と聞いてきました。自分も「まあもういいや」と思い、スピーチが始まりました。今だと文法間違えたようなところを思い出してしまう...
で、問題3が終わったら「はい、終わりよ!」と言われました。
「えっ?問題1と2は?」と聞いたら、
「さっきやったでしょ?」と言われます。
しばらく考えてから、実は最初の方の会話がその問題1と2であったことが分かり、
「そらあ、気づかなかった!」と笑って言ったら、試験官も笑ってしまいました。
あの日常会話は実際の試験の問題の前に通常の会話能力を計るのかな、と思ってました。
で、最終的に日程表には「会話 45分」と書いてあったのですが、15分で終わってしまいました。
なんというか、さすがロシア人。
そして最後のテストは文法。制限時間60分。
恐らく筆記試験の中じゃ一番集中力がいるものだと思います。というのも、選択式とはいえ問題が165個もある!一応、事前にサンプル問題2種類問いて2回とも90%近く取れたので自信はありましたが、それでも問題用紙と解答用紙の問題番号を間違えないように気をつけたりなどしなければなりませんでした。
一通りは30分ぐらいで終わって、その後は見直しをしたのですが、だんだん自分の見てる問題用紙が白くなってきているような気がします。そう、急に天気が悪くなって天井の蛍光灯しか机を照らしてなかったのです。しかも途中から結構近くで雷が落ちたりして。実はこの日まさか降らないだろうと思い、傘を持ってきてませんでした。
で、いざテストが終わって外へ出ようとすると例の「ゲリラ豪雨」じゃないですか。もう目の前が滝のよう。
結局、同じレベルの受験者さんといっしょに雨足が弱まるまで話してて、止む見込みがなかったので駅までタクシーに相乗りして帰りました。
さて、受けた感想ですが、まず聴取がだめだったのが少し残念でした。サンプル問題を解いた時不安だったので、それから毎日一日2回のNHKロシア語放送を聞いてたのですが、それでもだめでした。
会話に関しては2回ぐらい試験官の質問が分からなくて、もう一回聞き直す以外は会話っぽく成り立ってたので、とりあえず満足かな。ただ作文とかだったら絶対しないような文法の間違いを犯しちゃってたのが残念。
まあ、受けた価値はあったんじゃないのかな(合格してるかどうかは知らないけど)。とりあえず自分のロシア語が通じていたし。かなり緊張しながら話してたけど。
その他の科目は多分大丈夫。
どうやら複数レベル受検できるらしいから、来年は受かってても受かってなくても第2レベル受けられるように勉強しよっと。
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